Jun.29 , 2021


    コロナワクチン 薬市場席巻・・・因みに私もコロナワクチン注射はファイザーのものだった

  • アピタル

ファイザー製とモデルナ製どう違う?年齢や接種間隔に差

会員記事

野口憲太
写真・図版
ワクチンの接種間隔と効果
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 いま国内で使われている新型コロナウイルスのワクチンは、米ファイザー製と米モデルナ製だ。いずれもほぼ同等のレベルで高い有効性が報告され、安全面でも大きな問題は指摘されていない。どんな違いがあるのか。

 ともに新型コロナウイルス遺伝情報の一部を使う「m(メッセンジャー)RNAワクチン」と呼ばれるタイプで、主な違いは対象年齢と接種間隔だ。

 対象年齢はファイザー製は12歳以上、モデルナ製は18歳以上だ。このため、12~17歳の人が接種できるのは、現状ではファイザー製のみとなる。

 接種間隔はファイザー製は3週間、モデルナ製は4週間だ。大規模治験では、発症予防効果について、ファイザー製は2回目の接種から1週間目以降、モデルナ製は同2週間目以降で評価し、いずれも95%ほどの効果が確認された。効果の持続期間は明らかではないが、2回目の接種後の観察期間を半年まで延ばしても90%ほどの効果だった。

 二つのワクチンの効果を大きく下げてしまうような変異株は、いまのところ見つかっていない。


今夏ボーナス 落ち込む見込み

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中央幹線に沿って整備される歩行者デッキのパース(神戸市提供)
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中央幹線に沿って整備される歩行者デッキのパース(神戸市提供)
中央幹線に沿って整備される歩行者デッキのパース(神戸市提供)
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中央幹線に沿って整備される歩行者デッキのパース(神戸市提供)
中央幹線に沿って整備される歩行者デッキのパース(神戸市提供)
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中央幹線に沿って整備される歩行者デッキのパース(神戸市提供)

 JR三ノ宮駅南側を東西に通る幹線道路北側に沿って整備され、地上2階部分で行き来できる歩行者デッキの概要が決まった。木材を多用した三角格子の屋根にガラスの天井をかぶせ、歩行者に自然光が降り注ぐ造りで、デッキの縁に植栽花壇も設ける。神戸の玄関口の回遊性を高める施設となり、本年度中に基本設計を終え、2023年度に部分的に着工、早いところで26年度末の供用開始となる見通し。

 都心三宮再整備の一環として、神戸市が設計コンペを実施し、中央復建コンサルタンツ(大阪市)を代表企業とする共同企業体(JV)の提案を最優秀に選んだ。

 神戸市によると、メインのデッキは、西日本最大級のバスターミナルを含めて再整備される高層ツインタワービル付近を東端とし、西は三宮交差点付近までをつなぐ。このうち西側の約120メートル分は、JR西日本が建設予定の新ビルが新型コロナの影響で都市計画決定が遅れているため、着工時期は未定という。

 同コンペの対象としたフラワーロードを東西にまたぐ約60メートルのデッキも合わせて整備する。

 JVは、他に安井建築設計事務所(大阪市)とジェイアール西日本コンサルタンツ(同)で構成。大学教授らでつくる審査委員会では、構造物全体がトライアングルの形状で統一されるなどのデザイン性に加え、実現可能性が高いことも評価されたという。

 三宮再整備を巡っては、他に市役所2号館の建て替えや、歩行者と公共交通優先の駅前空間「三宮クロススクエア」の整備などが計画されている。(初鹿野俊)



                                                                                                                                                        Back to Page of Contents