Oct. 12 / 2021

首都圏震度5 強 インフラ混乱



巨1-2神(12日)阪神の青柳がトップタイ12勝目

 阪神が接戦を制し、14年ぶりの巨人戦勝ち越しを決めた。二回に近本の2点打で先制。青柳が7回を1点に抑える力投でリーグトップタイの12勝目、スアレスが40セーブ目を挙げた。巨人は4年ぶりの7連敗で、優勝の可能性が消えた

阪神・近本が先制2点打 球団5位57回目マルチ 佐藤輝は10打席ぶり安打で好機演出

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          デイリースポーツ 2回、右前へ安打を放った佐藤輝はポーズを決める(撮影・田中太一)

 「巨人-阪神」(12日、東京ドーム)

 阪神が2点を先制した。0-0で迎えた二回2死満塁から近本が2打席連続安打となる右前2点適時打を放った。

 下位打線でつないで、2点をもぎ取った。1死からロハスが左前打で出塁。続く「7番・三塁」で先発出場した佐藤輝は詰まりながら右前に運んだ。5日・DeNA戦(横浜)の第1打席以来、10打席ぶり、9月23日の1軍再昇格後は2安打目。さらに2死後、青柳も右前打を放ち、満塁としていた。

 近本は「2死から青柳さんがつないでくれましたし、青柳さんのためにも先制点が欲しかったので、打つことができてよかったです」とコメントした。

 10日のヤクルト戦(神宮)は17残塁の拙攻で逆転負け。この日も、初回2死二塁の好機でマルテが中飛に倒れていたが、二回の好機はものにした。

 近本のマルチ安打は今季57回目。2010年・マートンの67回、1950年・藤村富美男&86年バースの59回、03年・赤星憲広の58回に次いで、球団歴代単独5位となった。

 

阪神 板山が値千金の適時二塁打!9回2死、引き分け目前で守護神を打ち砕く

9回、先制タイムリー二塁打を放つ板山(撮影・飯室逸平)
9回、内野安打で出塁する近本(撮影・飯室逸平)
9回、左前打を放ち猛打賞の中野(撮影・金田祐二)
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 「巨人-阪神」(14日、東京ドーム)

 途中出場の阪神・板山が、0-0の九回2死一、二塁から先制の適時二塁打を放った。

 先頭の中野がこの日3安打目となる左前打で出塁。近本も三塁内野安打で続いた。だが、マルテと糸原が凡退。敵地が虎党のため息で包まれる中、板山が魂の一撃を見舞った。

 ビエイラから右翼フェンス最上部に直撃する二塁打。勢いそのままに木浪も左翼へ2点適時二塁打を放ち、土壇場で3点を奪った。


阪神・矢野監督「諦めることはもちろんない」土壇場勝利を大逆転Vのきっかけに

© デイリースポーツ 9回、木浪の2点二塁打で生還した板山を笑顔で迎える矢野監督(撮影・金田祐二)

 「巨人0-3阪神」(14日、東京ドーム)

 阪神が土壇場で勝ち越し、価値ある1勝。首位ヤクルトとのゲーム差を2とした。

 均衡を破ったのは引き分け目前の九回、2死だった。途中出場の板山が2死一、二塁からビエイラから右翼フェンス最上部に直撃する二塁打。勢いそのままに木浪も左翼へ2点適時二塁打を放ち、土壇場で3点を奪った。

 場内インタビューに応じた矢野監督は「2軍監督の時から一緒にやっていますけど、どんな状況でも腐らず、今年もファームで必死にやっていたんでね。直感じゃないですけど、板山にこの打席任せていいんじゃないか」。脳裏には代打もちらついたが、板山を信じた結果が勝利に結びついた。「いい戦いをしてくれたなと思います」と笑顔が弾けた。

 15、16日は試合が行われないが、17日から広島との2連戦、19日からは首位・ヤクルトとの2連戦が控えている状況だ。「本当に僕ら追い込まれた状況なんですけど、諦めることはもちろんないですし、全員で今日みたいな戦いを甲子園帰っても全員でやっていきます」と力強く約束した。 

【巨人】原監督が謝罪「ジャイアンツファンに申し訳ない」屈辱の8連敗

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スポーツ報知

敗戦し引き揚げる原辰徳監督

阪神「53」島田 2四球2安打2打点で2冠柳を攻略 大逆転Vへ「やり尽くす」

                                                                                                                                     デイリースポーツ  

デイリースポーツ 2回、2点二塁打を放つ(撮影・飯室逸平)

 「阪神6-1中日」(21日、甲子園球場)

 阪神・島田が矢野監督の期待に超積極的な姿勢で応えた。絶対に負けない。諦めない。奇跡の大逆転Vへ、熱い思いがバットに乗り移った。防御率、奪三振数とリーグ2冠の柳を完全攻略する2安打2打点。2四球を含む4度の出塁で勝利に導いた。

 「1番・右翼」で3試合連続のスタメン出場。「きれいなヒットを打とうとせずに、何とか食らいついていこう」と臨んだ初回だ。柳の変化球を中前に運んだ。中野もつないで無死一、三塁となり、近本の二ゴロの間に先制のホームを踏んだ。

 “令和のスーパーカートリオ”で突破口を開き、一気に畳み掛ける。相手のミスで1点を加えた二回1死二、三塁の絶好機。島田は左中間を破る2点適時二塁打を放った。「とにかく絶対に(走者を)かえすという気持ちで振り抜きました」。難敵右腕をKOした。

 19日・ヤクルト戦はプロ初の4安打を記録したが、前日は4打数無安打2三振。「いつもチャンスをもらえる立場じゃないので」と危機感を力に変えている25歳に対し、矢野監督は2軍監督時代から指導する“まな弟子”の成長に目を細めた。

 「ファームでやっている時は積極性というか、失敗したらどうしようというような、そういうのが先行していた部分もあったんですけど。本当に超積極的にいくぞというところから、そのような姿勢で取り組んできたものが結果として積み重なっていると思います」

 同学年で同期入団の高橋が快投を見せて「僕も負けていられない」と奮起した島田。四回には今季8個目の盗塁を決めた。「自分のできることを精いっぱい最後までやり尽くして、シーズンを終えたいと思います」。負傷交代した近本の分は背番号53がカバーした。ミラクルを引き寄せる。

阪神・坂本が執念同点打 七回2死無走者からロハス出塁、佐藤輝がつなぐ

△広島1―1阪神△(25日、マツダ)

 阪神が追いつき、引き分けた。1点を追う七回2死一、三塁で坂本が同点打を放った。先発・秋山が5回1失点と粘り、救援陣も好投した。

 跳び上がった広島・菊池涼のグラブのわずか上を打球が越えた。打率2割に満たない阪神の坂本が貴重な同点打を放った。

 ワンチャンスを生かした。1点を追う七回2死から四球と佐藤の左前打で一、三塁の好機を築いた。8番・坂本がカウント2―2から広島・森下が真ん中内寄りに投じた150キロ直球をはじき返した。

 この日は、前の試合で右足に強い張りが出た近本や本調子ではない大山が先発から外れる苦しいオーダーだった。矢野監督は「なんとかしようという粘りを見せ、引き分けにつなげてくれた」と選手たちをたたえた。

 試合開始前にデーゲームのヤクルトが敗れた。それでも坂本の気持ちは変わらなかった。「僕らは勝つしかない。試合に入る前も、入った後も勝ちたいと思うだけ」と目の前の試合に集中している。

 それは矢野監督も同じ。試合後、この引き分けがプラスなのかを報道陣に「逆質問」するほど先のことは考えていない様子。阪神が残り2試合をともに勝った場合、ヤクルトが2勝2敗でも阪神が上回ることを聞くと、「明日(24日)も全員でなんとかするという気持ちを結果に出せるように頑張るしかない」と強調した。人事を尽くして天命を待つ。逆転優勝がかかる土壇場でもそれは変わらない。【安田光高】

「広島1-1阪神」(23日、マツダスタジアム)

 阪神は投手戦の末、広島と引き分けた。

 先発の秋山は、5回3安打1失点の好投。打線は好投の広島先発・森下からワンチャンスを生かして同点とした。七回2死無走者からロハスが四球を選び出塁。佐藤輝が左前にポトリと落ちる安打で一、三塁とし、坂本が右前に執念の同点適時打を放った。

 得点の欲しい阪神は六回にまだ65球の秋山に代打を送り継投策に移行。六回はアルカンタラ、七回は馬場、八回は岩崎が無走者に抑える力投。最終回はスアレスが締めくくった。

 矢野監督は早めの継投策について「もうあと残り少ないから。うちは負けてはダメなので。引き分けでもつなげられるということがあったから1点負けてるけど、いかんとしゃあない。だからアキ(秋山)には申し訳ないけど、逆に言うたらよく粘ってくれていたけど、替えるしかないかなと」と意図を明かした。

 無走者に抑えた中継ぎ陣には「今、打線も決していいとは言えないし、チカ(近本)のけがもあるし、そのなかで何とかしようという粘りというのはみんな見せてくれているし、まあ、それが何とか引き分けにつなげてくれた」と振り返った。

 打線は大山、近本を欠く中など苦しい台所の中、望みをつなぐ引き分けとなった。「一番最後のところでけがもあるし、調子のよくない選手がいるとかあるけど、そんなん関係なくね、目の前の試合をどう戦っていくかというのを考えていくしかない」。残り2戦。必勝態勢で臨む。

 デーゲームで行われたヤクルトは巨人に大敗。優勝へのマジックは「3」で変わらず。ヤクルトとのゲーム差は「0」。この結果、阪神、ヤクルトともに最短Vが26日となった。

「広島1-1阪神」(23日、マツダスタジアム)

 きれいな当たりじゃなくていい。とにかくつなぎたかった。1点を追う七回2死一塁。阪神・佐藤輝は先発・森下の初球149キロに詰まらされながらも、執念で左前に落とした。一走・ロハスも三塁まで激走だ。ルーキーの泥臭い一打が、坂本の同点打を呼び込んだ。

 「もう、とにかく気持ちで打ちました」

 試合後の短い言葉が懸命な思いを物語る。この夜は4試合ぶりに「7番・右翼」で先発出場。絶対に負けられない一戦に起用され、スタメン3試合連続安打で応えてみせた。

 そこまでは、三回の第1打席で147キロに空振り三振、五回は1死一塁からフォークにバットが空を斬り、歴代ワースト単独8位となる171三振に。ただ、いずれもあっさりと終わったわけではなく、ファウルで粘るなど2打席で16球投げさせた中で、Hマークの予感を漂わせていた。

 矢野監督は「もちろん一人ではホームランしか点入らんからね。前(の打者が)出てくれたからやし」とえびす顔。ヒーロー・坂本はもちろん、好機をお膳立てした2人の働きもたたえた。

 マツダスタジアムはプロの厳しさを味わった場所だ。開幕2カード目の3月30日・広島戦。佐藤輝は森下と栗林に歯が立たず、プロ初の1試合3三振を喫した。ゲームセットの瞬間を打席で迎え、悔しさのあまり、ベンチのラバーにバットをたたきつけたほどだ。あれから7カ月。アーチ量産もあれば、無安打地獄に苦しんだこともあった。浮き沈みの激しさも規格外。濃厚なルーキーイヤーを過ごし、広島の虎党に成長した姿を披露した。

 八回には堂林の飛球にフェンスを恐れず、ジャンピングキャッチ。堅守で貢献し、最後までグラウンドに立ち続けた。泣いても笑っても、残り2試合。怪物ルーキーが底力を解き放つ。

阪神・佐藤輝が豪快24号3ラン!「絶対負けられない」8・19以来、66日ぶり超特大弾

KYODONEWS 2回阪神1死一、三塁、佐藤輝が右越えに先制3ランを放つ=マツダ

 阪神が4連勝。二回に佐藤輝の約2カ月ぶりの本塁打となる24号3ランで先制した。七回は糸原が犠飛。八回は坂本の2点三塁打などで突き放した。伊藤将が六回途中まで1点に抑えて10勝目。広島は攻守で精彩を欠いた。



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ノーベル文学賞を逃したと知り残念がる山中崇裕さん=7日夜、神戸市中央区中山手通2(撮影・中西幸大)
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ノーベル文学賞を逃したと知り残念がる山中崇裕さん=7日夜、神戸市中央区中山手通2(撮影・中西幸大)

 7日夜に発表されたノーベル文学賞の受賞者に、神戸・阪神間にゆかりが深い作家、村上春樹さん(72)は選ばれなかった。毎年有力候補には挙がるものの、今年も吉報は届かず。関係者は悔しがりながらも「来年こそは」と期待を込めた。

 村上作品に登場する神戸市中央区のイタリア料理店「ピノッキオ」のオーナーシェフ山中崇裕さん(66)は受賞を逃したと知り「参りましたね」と店の前で肩を落とした。新型コロナウイルス禍で暗いニュースばかりの中、「良いことが起こるのでは」と信じていた。来年は店が60周年を迎えるといい「コロナ前のように(熱狂的なファンである)ハルキストのみなさんと受賞と60周年を祝えたら最高」と願った。

2002年に大阪から移り住んだ。以来20年。マンションは人気だ。
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神戸製鋼が施主、マンションの値打ちは20年変わらないようだ。
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JRの新駅ビルの建設が予定される三ノ宮駅。2029年度の開業を予定する=神戸市中央区
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神戸新聞NEXT
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JR三ノ宮駅の新ビル概要について述べるJR西の長谷川一明社長(左)ら=5日午後、神戸市役所(撮影・鈴木雅之)
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JR三ノ宮駅の新ビル概要について述べるJR西の長谷川一明社長(左)ら=5日午後、神戸市役所(撮影・鈴木雅之)
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 神戸市の都心・三宮再整備で「中核」となる新たなJR三ノ宮駅ビルの概要が5日、明らかとなり、駅周辺にも及ぶ再整備の全体像がほぼ固まった。計画は新型コロナウイルス禍で遅れていたが、三宮の再生に向けて動きだす。同市とJR西日本の両トップは「(周辺が)神戸の玄関口にふさわしい空間になる」と期待を込めた。

 「ワクワクする、見違えるような三宮になってほしい」。久元喜造市長は同日の会見で、新駅ビルが完成する8年後のイメージを語った。

 三宮の再整備では、4月に新たなランドマークの「神戸三宮阪急ビル」が開業。西日本最大級のバスターミナルを備える高層ツインタワーの建設や、市役所2号館の建て替えも進む。歩行者と公共交通優先の駅前空間「三宮クロススクエア」なども計画されている。

 最後まで検討が続いていた新駅ビルは、コロナ禍で遅れが生じたが、当初の計画通りで進むことに。久元市長は「中核となる(新駅ビルの)計画やスケジュールが明確になり、三宮が大きく変わる確信を持てた」と胸をなで下ろす。

 JR西日本の長谷川一明社長は、苦境の中で開発を進める意義について、「(JRにとって)神戸は大阪、京都とともに最重要拠点。三ノ宮駅は神戸の主要駅で、経営状況は厳しいが、やる以上はしっかりやる」と決意を述べた。

 いよいよ動きだす「都心の一等地」の再整備に、駅南でうどん店を営む男性(68)は「駅に活気がないと街は盛り上がらない。人を呼び込むような駅ビルになれば」と期待。三宮センター街で鰻屋「万平」を営む難波まなみさん(51)は「商店街にも人が流れるような仕掛けを考えていけたら」と話した。(三島大一郎、大盛周平)


10月10日日曜日、栄光教会の礼拝に行って来た。この日は一つ、私が大学時代この教会の中学部、ジュニアチャーチのお手伝いをしていたころ、中学3年生の安家由美子さん他を担当して教えていたが、安家由美子さんは今年75歳の後期高齢者になられたそうだが、礼拝で「主がお入り用なのです」と題して、説教、信仰告白

をされるということ、同時に9月までコロナ対策で礼拝が無人のユーチューブで行われて信者が誰もいなかった礼拝堂に10月から元通りに礼拝に集まって来れたので私も参集。それに牧師の野田先生が手術を9月月末に手術されるということを9月に行った礼拝で聞いていたので、赤十字病院ということで、一抹の不安があって

お見舞いは出来ないがその結果を知りに出かけた。安家さんは賀川記念館で働きながら子育てし、今では教会と賀川記念館での食事サービスお仕事に熱中されているが説教は大変良かった。今度会ったらお話ししたい。

説教では旧訳聖書のコヘレトの言葉12章1節の「青春の日々にこそ、お前の創造主に心を留めよ。苦しみの日々が来ないうちに。「年を重ねることに喜びはない」と言う年齢にならないうちに。」という聖句他を引用され熱のこもったお話をされた。誰でも苦労の中に大きくなって人生に嘆くことが多いのだが、彼女は、、。

 


驚いた!敬愛する野田先生が亡くなられた。突然の訃報にすぐ目に浮かんだのは先生の最期の説教を聞いた後教会をお邪魔する玄関わきで先生と短くお話をした。当日9/12はコロナ対策で教会員は礼拝を家でネットで参加するよう指示されていたにも関わらず一人出かけて、礼拝前の事務室でお会いした先生のご好意でこっそり教会の後ろの席で、ネットのカメラに映らぬような配慮で、教会員ただ一人、私は思えば野田先生のナマの説教を一人占めして聴かせて戴いた。それが最後のお話だった。その時の礼拝の模様が上に載せた報告だ。野田先生はその時具合が悪いので今度手術をします。大丈夫です。教会員のお世話で神戸赤十字病院、あなたのお家の近くですね、そこで手術をしてもらいますと元気にお話されていたのが強烈に思い出される。ご冥福を


                                                                                                                                                        Back to Page of Contents